直腸とは約20センチの大腸の末端部で、肛門へと続く部分です。便を貯める役割を担い、直腸がいっぱいになると便意を催します。この直腸に便以外のもの(異物)が入ることを、医学用語で「直腸異物」と呼びます。
通常は直腸に異物が入ることはありません。しかし、性行為や自慰によって肛門から異物を挿入し、それを取り出せなくなることはしばしばあります。特に、ゲイはアナルに対する関心が強いので注意が必要です。
日本や海外で実際に起こった直腸異物の事例
医療現場で直腸異物は珍しくありませんが、患者にとっては羞恥の強い症状です。そのため、患者は直腸異物の理由を「転んだら偶然入った」などと説明しがちですが、ほとんどの場合は患者本人の意思か同意で異物が挿入されます。実際の医療現場で観察された症例報告を見てみましょう。
ガラス瓶・バイブレーター・ナスをアナルに挿入した事例
50代の男性患者は「転んだときにガラス瓶が入ってしまった」と訴えて病院を訪れました。医師の診察とレントゲン撮影の結果、肛門の奥にガラス瓶が挟まっていて、患者自身では取り出せない状態でした。医師が鉗子(異物をつかむ医療器具)を使ってそのガラス瓶を引き抜きました。直腸に損傷や異変はなく、翌日に患者は退院しました。
30代の男性患者は、電動バイブレーターを肛門に入れたら、奥まで入って取り出せなくなりました。しかも、バイブレーターのスイッチが入ったままで、プルプルと振動し続けていました。バイブレーターを引き抜かないと、直腸が刺激されて炎症を引き起こしたり、腸壁などを傷つけたりする恐れがありました。医師たちは肛門から鉗子を入れてバイブレーターを摘出しようとしましたが、滑りやすくて無理でした。そこで、特殊な医療用の吸引器を使用してバイブレーターを摘出しました。直腸に軽度の炎症は見られましたが、患者は抗生剤を処方された後に退院しました。
40代の男性患者は「数日前から便が出なくなり、お腹が張って苦しい」と訴えました。医師の診察で、直腸内にナスが詰まっていることが判明しました。性的な好奇心からナスを肛門に挿入し、それが奥に入り込みすぎて取り出せないまま放置してしまったとみられています。レントゲン撮影の結果、ナスが直腸を圧迫し、腸閉塞を引き起こしていることが確認されました。ナスは鉗子などを使って摘出できず、開腹手術によって直腸の一部を切開して取り出されました。患者はしばらく人工肛門を装着しなければなりませんでしたが、数か月後の手術で人工肛門を取り外せました。
拳銃・電球をアナルに挿入した事例
日本だけでなく海外でも直腸異物の症例報告は枚挙にいとまがありません。
アメリカでは、男性患者が肛門に拳銃を挿入して取り出せなくなりました。患者は「興味本位で試した」と説明したといいます。レントゲン撮影の結果、銃が直腸の奥に達していて、通常の方法では取り出せず、最終的には外科手術が必要となりました。
イギリスでは、男性患者が電球を肛門に挿入して取り出せなくなりました。電球は割れやすいため、慎重な処置が求められました。医師たちは直腸鏡を使って、ガラスが割れないように細心の注意を払いながら、電球を取り出すことに成功しました。しかし、直腸は軽度の損傷を引き起こしていて、患者は数日間入院しました。

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そもそもの話として、どうしてそんなグロ動画を見たんだよ?

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直腸内の異物を取り除く方法
直腸内の異物を取り除く方法のうち最も一般的なのは、鉗子などの医療器具を使う方法です。異物が浅い位置にとどまっている場合、患者に鎮痛剤を服用させたうえで異物を摘出します。しかし、異物が奥に入り込んでしまった場合、内視鏡を使って取り出します。それでも取り出せない場合や、直腸に損傷がある場合は、開腹手術が必要です。

直腸異物を放置することで生じるリスク
直腸異物を放置するとさまざまなリスクをもたらします。異物の形状によっては直腸内を傷つけることがあります。腸に穴が開くと、腸の内容物が体内に漏れ出して腹膜炎を引き起こし、場合によっては命に関わります。また、異物が長時間直腸に留まると腸閉塞を引き起こし、便やガスが排出できなくなります。結果として、腹部が異常に張ったり、激しい腹痛が起こったりします。さらに、何度も異物を入れることで肛門括約筋(肛門を締める筋肉)の締りが悪くなり、失便しやすくなることもあります。
直腸異物は深刻な合併症を引き起こしかねず、非常に危険です。そのため、大人のおもちゃや野菜などをアナルに挿入して遊んでいるうちに抜けなくなった場合、「変態行為がバレるのが恥ずかしい」とためらうのではなく、速やかに医療機関を受診することが大切です。さもないと、肛門が使い物にならなくなり、アナルセックスやアナルオナニーを一生できなくなる可能性があります。
アイキャッチ画像は「Annals of Coloproctology」より




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