中学2年の俺(佐藤健太)は、クラスで目立たない存在だ。運動も勉強もそこそこで、特に趣味もなかった。家ではいつも一人でゲームをしているか、スマホをいじっているかのどちらかだ。友達はいるが、深い付き合いの親友とは言い難い。
そんな俺には、誰にも言えない秘密があった。クラスメイトの山田のことが、気になって、気になって、仕方ないということだ。
山田は、運動神経抜群で、明るくて、クラスの人気者だ。サッカー部でエースストライカーとして活躍している。汗をかきながらサッカーボールを追いかける姿は、まるで太陽のように眩しい。俺とは正反対の存在だった。休み時間はいつも、教室の真ん中で何人もの友達と笑い合い、楽しそうに話をしている。そんな山田を俺はいつも遠くから眺めていた。
陰キャがクラスの人気者に思いを寄せる
ある日の昼休み――。
「なあ、佐藤。今日の数学の小テスト、マジでヤバかったな!」
友達と話していた山田が、たまたまその横を通りかかった俺に声をかけてきた。
「あ、ああ……。俺も全然できなかった……」
ただ答えるだけなのに、山田を直視できない俺。
「だよなー。先生、もうちょっと優しくしてくれてもいいのにな」
山田はそう言った後、俺のどぎまぎした様子をまったく気にせず、話を続けた。
「そういえばさ、今日部活で新しいフォーメーションの練習するんだけど、人数が足りなくて困ってるんだ。佐藤、少年サッカーやってたんだろ?ちょっとだけでも顔出してくれない?もちろん、見学だけでも全然構わないんだけど。俺、絶対ゴール決めるから!」
少し困ったような表情の山田――。
クラスの中心人物が、普段あまり話さない俺にまで声をかけるのは、珍しいことだった。
「えっ?あ、うん……。時間があったら……」
俺は戸惑いながら答えた。山田への密かな思いから、素直に「見に行きたい!」と言えなかった。
「そっか!じゃあ、期待してるぜ!」
山田はそう言って、いつものように明るい笑顔で去っていった。
――俺は山田の期待に応えるべきか?
悩んでいた俺だったが、結局、サッカー部の練習を見に行くことにした。
グラウンドに着くと、山田はチームメイトと楽しそうにボールを蹴っていた。俺に気づくと、彼は笑顔で手を振ってきた。
「佐藤!来てくれたんだな!ありがとう!」
俺は少し照れながら、グラウンドの隅に座って練習を見学した。
山田は、本当に楽しそうにサッカーをしている。その姿が輝いている。
練習後、俺に話しかける山田。
「どうだった?俺のゴール、見れた?」
「ああ、すごかったよ。それに、本当に楽しそうだった」
「だろ?サッカー、マジで楽しいんだよな!」
この日をきっかけに、俺たちはいろいろな話をするようになった。サッカーのこと、好きな音楽のこと、最近ハマっているゲームのこと――。
話しているうちに、俺たちの距離は少しずつ縮まっていった。そして、俺にとって、山田と話している時間が一番の楽しみになった。
しかし、その日を境に俺たちの関係は……。

放課後の教室でブリーフを舐めしゃぶる
その日の放課後、俺は忘れ物を取りに教室へ戻った。誰もいない教室は静かだった。
ふと、山田のロッカーが視界に飛び込んできた。そこから見えるのは山田の体操服――。
何かに吸い寄せられるように、俺はそのロッカーに近づいた。そして、山田の体操服を手に取って、顔を埋めた。
汗と柔軟剤が混ざった匂い。嗅いだことのない、どこか甘く、それでいて男らしい、不思議な匂い。
その匂いを嗅いでいると、山田の体温や息遣いまで感じられるようだった。
ロッカーの奥にはまだ何かあった。山田のブリーフだった。
俺はそれを見た後、抑えきれない衝動に駆られた。恐る恐る手を伸ばし、それを引っ掴んだ。
ブリーフの白い生地には、うっすらと黄色い染みがあった。その染みが俺を誘っているようだった。
俺は恐る恐るブリーフに鼻を近づけると、体操服よりも濃厚なアンモニア臭がした。染みの部分に鼻と口を密着させる。山田の股間を覆っていた布地を軽く噛み、舌先で味わい、舐めしゃぶる。しょっぱいような、酸っぱいような、苦いような、複雑な味が口の中に広がり、俺は山田のペニスをフェラチオしている妄想を膨らませた。自分が勃起しているのを感じた。
「お前……何……してるんだ?」
声が聞こえて振り返ると、そこには山田が立っていた。
俺の顔は恐らく真っ赤になっただろう。心臓がバクバクして、全身から冷や汗が噴き出す。
「そのパンツ……やるよ……」
山田はそう言い残して、教室を出て行った。その声は、いつもより低く、冷たく、俺の心を凍りつかせるのに十分だった。

山田はどうしてロッカーにブリーフを入れていたんだろう?

体育なんかで汗をかき過ぎると下着もべっとりと肌にくっつくから、それが嫌で下着も着替えるんだろうね。

今どきの中学生はブリーフ派?トランクス派?ボクサーパンツ派?

僕がそんなことを知ってるわけがない。ただ、プロのサッカー選手はブリーフ派が多いそうだから、サッカー部の中学生には意外にブリーフ派が多いのかもしれないね。
手もとに残ったブリーフと失われた友情
翌日から山田は俺を避けるようになった。クラスで顔を合わせても、目を合わせてくれない。俺を見る山田の冷たい視線が針のようだった。
休み時間になると、山田は教室の真ん中で何人もの友達と笑い合い、楽しそうに話をしている。いつも通りの光景だ。しかし、そんな山田を俺は遠くから眺めることすらできなくなった。
――どうして俺はあんなことをしてしまったんだろう?
俺は自宅で山田のブリーフに顔を埋めながら考える。考えたところで、あの日の自分の行動を理解できない。それどころか、山田のブリーフをずっと捨てられないでいることも、それに今も顔を埋めてオナニーしていることも、まったく理解できない。
もっとも、山田を傷つけてしまったことだけは、はっきりと理解している。もし時間を戻せるなら、あの日、ロッカーに近づく前の自分に伝えたい。「ブリーフを手に取るな」と――。
しかし、もう遅い。俺と山田の間には、決して越えられない壁を作ってしまった。俺はこのブリーフを手に入れた代わりに、大切なものを失った。
ブリーフの染みの部分に鼻をくっつけても、もう山田の股間の臭いはしない。舐めしゃぶっても、もう山田の股間の味はしない。それでも、俺は自分のペニスをしごく手を止められない。山田との楽しかった日々を思い出しながら射精することしかできないからだ。
俺の目から零れ落ちた水滴が、ブリーフの白い布地に染み込んでいく。




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