ノンケの弟がゲイの兄に告白した夜
週末の夜、私は弟のタカシと近所の居酒屋で向かい合っていた。
私は32歳で、タカシは29歳だ。社会人としてそれぞれ独立した道を歩んでいるが、月に1回はこうして兄弟で飲む。仲の良さは大人になっても変わらない。
「兄貴、今日はいっぱい飲むぞ!」
タカシは、昔と同じ屈託のない笑顔を見せる。高校生の頃から背が伸び、体格も良くなった。
「ほどほどにしておけよ。酔っ払いを介抱するのは御免だからな」
私は言いながら、目の前に並んだ焼き鳥に手を伸ばす。
タカシは高校時代、私がゲイであることを知った。家族に隠していた秘密だったので、まさかタカシに知られるとは思いもしなかった。それでも、タカシは私に普通に接してくれた。
私は子供の頃からタカシの世話を焼いてきた。かわいい弟のためなら、何でもしてあげた。
「そういえば、最近彼女はどうなんだ?」
私は焼き鳥を口に運びながら、さりげなく聞いてみた。
「それが、別れちゃって……」
タカシは少し寂しそうな顔をした。
「そうか……。何かあったのか?」
「いや、別に……。ただ、何か違うなって……」
そう答えるタカシはビールを煽った。
「タカシは優しいから、きっとすぐに素敵な人が見つかるよ」
「兄貴……」
タカシの視線と私の視線が交錯する。いつもとは違う空気が流れた。
「あのさ、俺……。ずっと言いたいことがあったんだ……」
「何だよ?急に改まって……」
「俺、兄貴のこと…」
タカシはそこまで言った後、少し間を置いて続けた。
「好き……」
「今さら何を言うんだ?兄弟愛をアピールしても、金は貸さないぞ」
「違う。そういうんじゃない。兄貴がゲイだって知ったときから、ずっと……」
タカシは俯いた。
重苦しい沈黙が兄弟の間に横たわる。他の客たちの声がひときわ大きく聞こえる。
タカシの顔がいつものタカシとは違って見えた。タカシが私に兄弟愛以上の愛情を抱いていたなんて、考えたこともなかった。
「俺、女の人も好きだよ。でも、それとは別に、兄貴のことも愛してる」
タカシは顔を上げて私を見た。その瞳には熱っぽい光が宿っていた。
「兄貴、お願いだ。一度だけでいい。俺を受け入れてくれ」
居酒屋でタカシは確かにそう言った。
「とりあえず部屋に戻るか?」
私が言うと、タカシの瞳は輝きを増した。

弟のペニスを挿入された兄のアナル
私が住んでいるのは賃貸マンションの一室だ。そこにタカシを連れ帰った。
タカシは酔っぱらっているだけだ。彼女と別れた直後のタカシは精神的に参っていて、アルコールで思考が混濁した挙句、おかしなことを口走ったのだろう。部屋に入った途端、タカシはぶっ倒れ、何事もなかったかのように熟睡するに違いない。
そんな甘い考えは見事に打ち砕かれた。
部屋の電気をつけた私は、背後から強く抱きしめられた。
「兄貴、愛してる……」
タカシの声が聞こえる。熱い吐息が耳にかかる。お尻からは、屹立した男根の感触が伝わってきた。
「兄貴と……したい……」
「何を?」
聞くまでもないことだった。しかし、私は聞かざるを得なかった。想像とは違う答えを期待して。
「何って……セックス……」
「兄弟でそんなことをするのはおかしい」
「おかしくない……」
「タカシはゲイじゃない?そうだろ?」
「うん……。でも、兄貴は別……」
「タカシは女性と結婚して、幸せな家庭を築くんだろ?私と性的なことをしたら、将来の夢が壊れるぞ」
「壊れない……。兄貴は今夜のことを誰にも言わない……」
タカシが腕に力を込めた。
身動きが取れない私は、自分の下半身が熱く漲ってくるのを感じた。
「タカシ……やっぱりダメだ……」
言葉とは裏腹にペニスが勃起し、パンツとズボンの布地をグイグイ押し上げる。そんな私の股間に手を当てたタカシは、形を確かめるように、硬くなったそれをまさぐった。
「兄貴と……したい……」
弟の指先が兄のズボンのジッパーを下ろした。既にギンギンにそそり立っていたペニスが飛び出す。弟はその肉棒を右手で握ってしごき始めた。
「兄貴も……こんなになってんじゃん……」
タカシが甘く囁くと、私の全身には快感が走り抜けた。血のつながった弟に手コキされていることに背徳感を抱きながらも。
「わかった。セックスしよう」
私は覚悟を決めた。タカシの右手にそっと手を重ねる。
「続きはベッドの上で……」
一時的に離れた兄弟は寝室に移動し、2人とも全裸になった。私がベッドの上に腰を下ろすと、タカシは私の前に膝をついて、ペニスを口に含んだ。温かい口の中で、舌先が棹から亀頭を舐め上げ、割れ目を執拗に刺激する。
タカシの口の中に出してしまいそうだった。しかし、私が精を放つ前に、タカシは肉棒を吐き出し、同じ口で言った。
「俺、兄貴の中に入れたい……」
「わかった」
私はタカシの望みを叶えるべく、ベッドの上で四つん這いになった。弟のペニスの先端が私のアナルに触れ、そのまま中へと侵入してきた。
「兄貴の中……気持ちいい……」
タカシが腰を動かす。最初はゆっくりと、次第に速くなっていって、激しいピストン運動になった。
私は、実の弟に前立腺を突かれながら、今までに味わったことのない快感を味わった。このままずっとタカシと結合したままでいたい。そんな妄想が脳裏をよぎり、私のペニスはますます硬くなっていった。
「兄貴……出すよ……中で出すよ……」
タカシは私のアナルに挿入したまま果てた。
「兄貴のお尻の穴から精液が漏れてる……エロッ!」
ペニスを引き抜いたタカシは、俺の肛門をまじまじと眺めながら微笑んだ。
「しかも、さっきより勃起してんじゃん。もう一回しゃぶってあげるから、仰向けになって」
タカシに言われるがまま、私は体の向きを変える。
弟の口が私のペニスを飲み込み、弟の舌が私の亀頭を這いまわり、弟の手が私の睾丸を優しく揉みほぐす。
「あっ……タカシ……ダメ……イク……イクッ!」
そう言って私はタカシの口の中に射精した。
タカシはザーメンを一滴も残さず飲み干した後、ようやく兄のペニスを解放した。
「兄貴のお尻からまだ精液が出てる……」
弟に犯された兄のアナルは、まるで射精しているかのように、ダラダラと精液を垂れ流している。シーツに卑猥な染みが広がっていった。
私たちは2人でシャワーを浴びた後、同じベッドで全裸のまま抱き合って眠った。

兄弟の近親相姦は許されるのか?
翌朝、目が覚めると、私に後悔と罪悪感が襲いかかってきた。
「ごめん……」
「どうして兄貴が謝るんだよ?誘ったのは俺の方だし」
タカシの表情はいつも通りだ。兄弟の近親相姦を平然と受け入れている顔だ。
「でも……兄弟でセックスして……やっぱり許されないことだし……」
「兄貴と俺の間に子供ができるわけじゃないし、お互いに不倫でもない」
「そういう問題ではなく……」
言いかけた私の唇をタカシの唇が塞いだ。
兄弟でキスを交わしたまま、時間だけが過ぎていく。
私の頭の中には思考がグルグル渦巻く。
私はタカシを愛している。でも、それは許されない愛だ。私はタカシから離れるしかない。それが、タカシのためであり、私自身のためでもある。
数分間が数時間のように感じられた。
唇を離したタカシは玄関に向かった。
「俺、帰る。また会いに来るね」
玄関のドアを開け、私の方をふり返らず、出て行ってしまった。
この日は一日中、自分がこれからどうすべきかを考え続けた。次の日も、その次の日も、頭の片隅にはタカシへの想いと、一線を超えたことに対する後ろめたさがこびりついている。仕事をしているときも、家事をしているときも、趣味をしているときも、タカシの顔が浮かんでは消える。
結論は出なかった。幸いタカシからの連絡も途絶えている。でも、そろそろ「兄貴、飲もうよ?」と誘われる時期だ。
タカシと離れるべきか、それとも、以前と同じように接するべきか、そろそろ決めないといけない。

弟のタカシもゲイ、もしくはバイなのかもしれないね。「自分は女が好きだ」と思い込んでいただけって可能性も考えられる。兄弟でセックスしたことをきっかけに、タカシはカミングアウトする展開にもなりそうだ。

兄の「私」が悩んでるのは、弟がゲイかどうかってことじゃなく、兄弟でセックスするという近親相姦が許されるかどうかだよね。インセスト・タブーは、太古の昔から人類が守ってきたルールだから、それを踏み越えちゃったことを、そう簡単には受け入れられないと思う。

許されるかどうかといっても、別に犯罪ではないし、誰かに迷惑がかかるわけでもない。後は2人の問題だから、僕たちが余計な口出しをしない方がいいよね。




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